東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、令和6年宮城県支部報告会及び付帯事業を開催しました。支部報告会では、令和5年度の事業報告、収支決算報告、令和6年度の事業計画、収支計画の報告がされ、本部出向役員の斯波直美理事より詳しい本部施策説明がありました。付帯事業では、遠藤幹枝名誉本部講師を迎え「身近に飾れる作品」をテーマとしたデモンストレーションを行いました。摘んで来たもののようにグルーピングして束ねたもの、吊るしたガラス容器と垂らしたシフォンのリボンを使った涼やかなシュタープ、器一面に敷き詰められたビーズに花々を挿して青の世界でデザインしたものなど、8作品を披露しました。窓際に並べられた作品たちは、どれもが心地よい風が通り抜けていくように透明感があり、窓の外に見えるケヤキ並木の緑さえもまるでデザインの一部にしているようでした。参加者は、写真を撮ったり動画に収めたり、またはメモをしながら、繰り広げられていくデモンストレーションの様子に魅了されていました。
記/大友智恵子
東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、中村良美名誉本部講師を迎え『芽出し球根の寄せ植え講習会』を開催しました。まず初めにデモンストレーションで3作品を披露。瑞々しい球根と枯葉やカタツムリの殻をそっと組み合わせたヴァニタスの世界観の作品。キラキラと春の光を集めたかのようにガラス容器で球根を楽しむアレンジ。そして、寄せ植えとアレンジメントのコラボ作品は、小鳥の声やそよ風の音が聞こえて来るような爛漫な春を演出していました。講習会では、ムスカリ、スイセン、ヒヤシンス、クロッカスなどを使用し、球根の可愛い魅せ方、肥料、水やりのタイミング、土入れの塩梅など、インドアガーデニングを通して植物と良い関係を築いていくためのノウハウを惜しみなく披露されました。参加者は、バスケットの中に徐々に作られていく春の庭の景色に、インドアガーデニングの魅力を感じ、引き込まれ、楽しい時間となりました。
記/大友智恵子
緑眩いケヤキ並木、仙台のメイン通りである定禅寺通りにある東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、令和5年宮城県支部総会及び付帯事業を開催しました。支部総会では、令和4年度の事業報告、収支決算報告、令和5年度の事業計画、収支計画の報告と審議事項の承認がされました。付帯事業では、石川すみえ本部講師を迎え、デモンストレーションを行いました。披露された7作品は全てベースから作り込んでおり、どれもが目を見はるものばかり。お花屋さんの経験から、花々をベースに迷いなく挿していく姿が印象的でした。参加者は写真を撮ったりメモをしたりと技を取得しようと真剣な眼差しで見入っており、フランクな講師の優しいオーラは、会場全体を包み込んでいました。
記/大友智恵子
東北最大級の総合植物展「花と緑のココロ博」が3年ぶりに夢メッセ宮城(仙台市)で開催されました。宮城県支部では、これまでも大型作品の展示やワークショップを行っており、今回は「新しい世界へとつながる扉」をテーマに作品を展示しました。多品種の草木をピックなどを使用し、垂直、曲線、交差など、さまざまな技法と色彩で、コロナ禍から一歩ふみだした私たちの世界の希望を作品に投影しました。たくさんの来場者が足を止め、花を覗いたり、カメラを向けたり、一緒に写ったりと花の扉の世界に魅了されていました。ワークショップでは、宮城県が促進している、環境に優しい素材を使用した花器を使用し、ガーベラやバラ、アルストロメリア等、身近で手に入りやすい花材を中心に行いました。参加者は、花に触れ、アレンジメントを楽しんでいました。
記/成田誠子
東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、畑吏江名誉本部講師を迎え、3年ぶりとなる講習会を開催しました。最初に参考作品として、アーティフィシャルの桜を交え、春らしいピンク色の花々とアクセントに桜の枝とタッセルを付けた和のウエディングブーケが紹介されました。また、立てた障子紙を反物に見立て、雅びなリボンを貼り、蘭や桜、バイモユリなどで着物の柄に魅せるアレンジメントなど、全部で3作品が披露されました。続く実習では、ひな祭りをテーマに、器の縁に重ね貼りした和柄のリボンで十二単衣の襟元を演出。凛と真っすぐに挿したオクラレウカ、お雛様の女性らしさは真っ赤なラナンキュラス、紳士な紫のモカラはお内裏様と、素敵なひな祭りアレンジメントが完成しました。京都出身ならではの和の優雅さ華やかさ、奥ゆかしさが詰まった作品と、講師の明るく気さくな人柄に参加者は魅了され、花の魅力を再確認した、楽しく有意義な時間となりました。
記/大友智恵子
東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、宮城県農政部から2名の来賓を迎えて、令和4年宮城県支部臨時支部総会及び付帯事業を開催しました。臨時支部総会では、令和3年度の事業報告、収支決算報告、令和4年度の事業計画、収支計画の報告と、審議事項の承認がされ、本部出向役員の林喜久江常任理事より詳しい本部施策説明がありました。付帯事業では、中村良美本部講師を迎え、「「Enjoy all about flowers and plants」~植える・育てる・アレンジする・その先へ~」をテーマとしたデモンストレーションを行い、自宅で育てられた植物やガーデニングのコツ等も交えた、植物への想いが溢れたアレンジメントが披露されました。参加者はインパクトのある華やかな作品に魅了されました。
記/成田誠子
東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、目時泰子名誉本部講師を迎え、2年ぶりにデモンストレーションを開催しました。人と人との接触を避ける事を求められる世情のなか、テーマは「大切にしたいもの」。講師がこれまでフラワーデザイナーとして積み重ねてきた理論や実践の中から、大切にしてきた作風に加え、バレンタインデーにちなんだアレンジメントも含めて、春色いっぱいの作品が披露されました。講師の素敵な人柄を感じる楽しいお話も交えて、現実をひととき忘れる至福の時間となりました。
記/成田誠子
東北最大級の総合植物展「花と緑のココロ博2020」が夢メッセみやぎ(仙台市)で開催。宮城県支部は展示エリアに「春の風」をテーマに、雲竜柳、カラー、デルフィニウム、ラナンキュラス、リュウココリネなど使用しパラレルと交差を融合させた植生感あるNFDらしい作品を展示披露しました。たくさんの来場者は、足をとめてじっくりと眺めたり、写真を撮る姿が多く見られました。また体験エリアでは一般向けの講習会「春のお花を使ったハートアレンジメント」を2回行い、こちらも大好評。出来上がった作品を手に、満足そうな素敵な笑顔が溢れていました。記/大友智恵子
仙台市市民活動サポートセンターにて、石井登子本部講師を迎え「~スタイルのあるフラワー&テーブルコーディネート~《伝統とトレンド》」をテーマとした講習会を開催しました。西洋と日本の食卓文化の返還やノウハウの講義、スライドでの説明の後、洋と和のコーディネートの実例を前に、アイディア溢れるウェルカムフラワーが紹介されました。後半はリースワイヤーに枝を編み込んだ器を作り、アネモネやラナンキュラス、パンジーやキルタンサス、球根付きのムスカリなどをアレンジ。春色溢れるバスケットに、心踊る素敵なひとときとなりました。記/成田誠子