くまもと森都心プラザ(熊本市)6階・AB会議室にて、令和6年熊本県支部報告会及び付帯事業を開催しました。支部報告会では、令和5年度の事業報告、収支決算報告、令和6年度の事業計画、収支計画について報告がされ、本部出向役員の副島正英常任理事より詳しい本部施策説明があり、質疑応答では会員より意見や要望が述べられました。付帯事業では、金澤忍本部講師を迎え、「初夏の魅せるフラワーデザイン」をテーマとした講習会を行いました。15本のフトイを、疎密感を考えながら器に挿し、美しい直線の中にストレリチアの葉を浮かせるのですが、そのテクニックに参加者は驚嘆し魅了されていました。見る人の興味を惹く、プラスαの魅せる要素を意識することで、デザインの幅が広がっていくことを学ぶことができました。
記/吉川ひとみ
熊本県花き園芸農業協同組合(熊本市)において、和田翔講師を迎え、「『編まれたもの』をアクセントにした変化のあるアレンジメント」をテーマとした講習会を開催しました。参考作品では、コゴメヤナギを編み込んだデザインや、マオランを格子状に組んだものなど、テーマに沿ったすてきな作品が披露されました。実習では、縦に割いたマオランとクラフトバンドを編んだものを制作して、それを効果的にアレンジメントに使うことを学びました。参加者は講師の丁寧なアドバイスに耳を傾けながら、ユキヤナギやコスモスなど秋の花材と「編まれたもの」をどう生かすか、試行錯誤しながらも楽しいひと時を過ごしました。
記/吉川ひとみ
くまもと県民交流館パレア(熊本市)にて、令和5年熊本県支部総会及び付帯事業を開催しました。支部総会では、令和4年度の事業報告、収支決算報告、令和5年度の事業計画、収支計画の報告と審議事項の承認がされ、本部出向役員の森万代子常任理事より詳しい本部施策説明がありました。付帯事業では、長谷川典子名誉本部講師を迎え、「初夏の爽やかなクラッチブーケ」をテーマとした講習会を行いました。ベアグラスとミスカンサスを使って、テマリソウや小花を包み込むかわいい花束ブーケを制作しました。参加者は、細いリボンやパールビーズを飾って仕上げ、花と向かい合う楽しいひとときを過ごしました。
記/吉川ひとみ
熊本県花き園芸農業協同組合(熊本市)において、井上博登氏を講師に迎え、「サスティナブル~フローラルフォームを使わないデザイン」をテーマとした講習会を開催しました。ピックと、丸めたコピー用紙を付けた竹ぐしを木の板に立ててベースを作り、キバナコスモスやクレマチスなど、季節の小花をリズミカルにピックに挿して仕上げました。吸水フォームを使わないデザインも面白く、サスティナブルについて考えるよい機会となりました。また、デザイン発想のポイントや、言葉にしたりイメージしたことを作品に反映させていくことなど、講師の考え方を楽しく学ぶことができ、有意義な講習会となりました。
記/吉川ひとみ
熊本県民交流館パレア(熊本市)にて、令和4年熊本県支部臨時総会及び付帯事業を開催しました。3年ぶりの開催で、会員同士久しぶりの顔合わせとなりました。臨時支部総会では、令和3年度の事業報告、収支決算報告、令和4年度の事業計画、収支計画の報告と、審議事項の承認がされ、本部出向役員の林喜久江常任理事より詳しい本部施策説明がありました。また、笠みき監事が傍聴しました。付帯事業では、能村敏幸名誉本部講師を迎え「~エモーショナル(情緒的)な花を求めて~」をテーマとした講習会を行いました。参加者は、花や果物、羽、花びらなどをさりげなく偶然に置かれた静物画のように表現することに苦戦していましたが、講師のアドバイスで自分なりの作品が完成し、大満足の講習会となりました。
記/吉川ひとみ
全国都市緑化くまもとフェア「くまもと花とみどりの博覧会」が熊本県の各地で開催され、熊本県支部ではワークショップを開催しました。4月30 日は上通りアーケード(熊本市)で、クリアボールの中にプリザーブドフラワーやドライリーフ、木の実などをバランス良くあしらった、クリアボールフラワーを制作しました。小さなお子さんから年配の方まで、思い思いに楽しみ、笑顔であふれていました。5月8日は下通りアーケード(熊本市)で、ハート型のカリキュースを飾ったカーネーションに、カスミソウやグリーンを入れてラッピングし、母の日に贈る花束を制作しました。両日ともに盛況で、充実したひとときととなりました。
記/吉川ひとみ
熊本城ホール(熊本市)3階会議室において、宮崎幸代本部講師を迎え、秋の講習会「手作りの器(土台)と季節の花~花が引き立つ器作り~」を開催しました。参考作品としてカラーフォームを3色組み合わせて作った器や、木の皮を貼り合わせた器に季節の草花や実をあしらったデザインが披露されました。講習会では2色のカラーフォームを貼り合わせて器の形をカッターで切り出し、思い思いの器を作りました。吸水した器にはニシキギ、サンキライ、マム、リンドウなどの秋の花を短めに挿して、器と植物の美しさを際立たせました。コロナ禍で2年ぶりの開催となりましたが、カラーフォームを器にする発想がおもしろいと好評でした。
記/吉川ひとみ
肥後花市場(熊本市)3階ホールにて、松浦義孝本部講師をお迎えして秋の講習会「素材を楽しむ~身近な素材を使って作るアレンジメント~」を開催しました。
参考作品では、ダストボックスに麻布を巻いたベースを秋の草花で彩った作品や、猫の爪とぎの弧を描く形をいかしたデザインが披露されました。講習会では、器にブルーアイスを輪ゴムで留めてアイビーを巻いたベースに、ビバーナム、クレマチス、トルコギキョウ、胡蝶蘭、最後にシースターファンを挿してボリュームと動きを出した作品を制作しました。参加者はベースを作る工程から楽しみ、思い思いに素敵な作品を作り上げる事が出来ました。
記/吉川ひとみ
くまもと県民交流館パレア(熊本市)において、平成30年度熊本県支部総会及び付帯事業を開催しました。総会では、予算・決算の報告と審議事項の承認がされ、本部出向役員の西村好正常任理事より本部施策説明がありました。
付帯事業では、平元千景本部講師を迎え、「初夏を感じて~小さな花たちで作る花束~」をテーマとした講習会を行いました。
山吹の枝でフレームを作り、クレマチス・スカビオサ・アスチルベなどの柔らかい花材を使って、初夏の風を感じるような爽やかな花束を作りました。参加者からは、涼しげな色合いが季節を感じられて良い、山吹のフレームを使うことで何にでも応用できそう、などの嬉しい声が聞けました。
記/伊佐琴絵
熊本県では、今年から全国に先駆け、花業界と本業界が共催し、新しい物日の創出事業として「サン・ジョルディの日」をPRすることになりました。熊本県支部でも、熊本県花き協会からの依頼を受け、熊本市中央区の上通アーケードに、熊本県産の生花を使い「花」と「本」のフォトスポットを制作しました。大掛かりな土台を作ってペンキを塗り、前日には、熊本県経済連から提供された県が誇るカスミ草、トルコ桔梗、カラー、丹頂アリアム、バラなどの生花をふんだんに使って生花のオブジェを制作しました。当日も上通アーケード内での設置と仕上げ作業をし、制作には多くの支部会員が参加しました。アーケード内の県産の生花で彩られた華やかなスポットは、通行者はもちろん、周辺の店舗などにも好評で、たいへん良い「サン・ジョルディの日」のPRになりました。
記/伊佐琴絵