ペーパーギャラリー紙遊(前橋市)にて、小林大祐氏、角田いろは氏を講師に迎え、和紙を使用したクリスマスツリー型の照明とキャンドルシェードづくりの講習会を開催しました。最初に、桐生和紙について、和紙づくりの工程などを映像で学びました。次に、講師から和紙の糊のつけ方や貼り方・風合いの残し方の説明があり、実際に作品づくりを行いました。手で丸く切られた色とりどりの和紙の中から好きな色(3~4色が合わせやすい数)を選び、筆を使って糊を塗り、キャンドル用のグラスとツリー型照明の傘となる三角錐の海外和紙に、色の配置を考えながら一枚一枚貼っていき、2つの作品を完成させました。参加者は、自然の光とLEDライトを灯した時の和紙の変化、選んだ色や土台の質感による和紙の表情の違いなどを話しながら、楽しいひと時を過ごしていました。和紙のあたたかみに癒され、日本の手漉き和紙の素晴らしさに出会えた日となりました。
記/小菅ますみ

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