熊本県花き園芸農業協同組合(熊本市)にて、和田翔NFD講師を迎え、「器から作るアレンジメント~実りの秋を表現して~」をテーマとした講習会を開催しました。大好評だった昨年に続き、二度目の講習会となりました。参考作品として稲わらをベースにしたアレンジメントとススキをベースにした花束が披露されました。講習では、器の縁にファーガスをグラデーションになるように貼り、花材は緩やかな非対称を意識しながら配置しました。講師は、ナチュラル感を表現するための花材の効果的な使い方を丁寧に説明し、参加者は複数焦点に生けることの難しさを感じながらも、秋の花々と向き合って心豊かなひと時を過ごしました。
記/吉川ひとみ