高崎市にある、かみつけの里博物館と群馬県立土屋文明記念文学館めぐりを開催しました。かみつけの里博物館は、5世紀後半~6世紀初め、東日本でも有数の勢力を誇った王が支配する社会を、実物の埴輪や出土品、復元模型などで紹介しています。近くに復元された八幡塚古墳をガイドの解説を聞きながら歩き、一帯の古墳群、埴輪、石棺などについて、分かりやすく楽しく学びました。群馬県立土屋文明記念文学館は、高崎市出身の歌人で万葉集の研究者である、土屋文明の功績を記念して開館しました。学芸員から作品とその生涯について話を聞きながら、東京から移された書斎や方竹の庭を見学しました。カステラが好きで、植物を愛し育て、植物を詠んだ作品も多いなどの話を聞き、文明を身近に感じられる日となりました。
記/小菅ますみ

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