国際ファッションセンターAnnex(墨田区)にて、令和5年東京城東支部総会及び付帯事業を開催しました。支部総会では、令和4年度の事業報告、収支決算報告、令和5年度の事業計画、収支計画の報告と審議事項の承認がされ、本部出向役員の渡辺紀子専務理事より詳しい本部施策説明がありました。付帯事業では、柿本亜矢名誉本部講師を迎え、「マテリアルの可能性」をテーマとした講習会を開催しました。籠紐やアーティフィシャルフラワーのつるなどを素材に、ブルー・白・グリーンを基調とした花を使った、夏色の花束作品です。そこにパウチしたアーティフィシャルリーフを短冊のように飾り付けました。飾り付けというと、クリスマスツリーのイメージが強いですが、柔らかな花材でできた花束に更に人工物を飾り付ると、それぞれの花の間を風が抜けるようなエアリアルな仕上がりになりました。空間も花束を構成する一部であることが良く理解できました。旅先のドイツで巡り逢った花屋に惚れ込み、ドイツ語を猛勉強してその花屋に就職したという逸話をもつ講師らしく、参加者の中に入って指導するなど、熱の入った講習会は楽しく、あっという間に時間が過ぎていきました。会場は笑顔であふれ、有意義なひとときとなりました。
記/松丸葉子

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