Book of Plants & symbols(洋書)
Anne Dumas/著 HACHETTE /刊
2004年/発行 128ページ

花や植物は自然の美しさを持ち、長く生きているからか、シンボルとして扱われることが多くあります。美術品において、花や植物が多く描かれていることからも、身近であるからこそ象徴にしやすい対象だったのかもしれません。
本書は、伝説や神話、宗教にとって、植物がどんな象徴だったのか、また、それにまつわる美術品が紹介された一冊です。バラやチューリップ、スイセンなど日本でもなじみ深い花が多数紹介されているので、日本との違いを探してみるのもおすすめです。ヨーロッパのことだけでなく、日本についてもいくつか紹介されています。なかには明治9年に制定された大勲位菊花大綬章のことや、蓮の花にまつわる話もありますので、探してみてください。
すべて英語で書かれた本書ですが、余白には絵画や美術品の写真で埋められ、見た目もカラフルな楽しい一冊になっています。(蔵書番号:0001029)

follow us