ハーブとスパイス ウッドヴィル『メディカル・ボタニー』 植物図譜ライブラリー3
福屋正修・山中雅也/解説 八坂書房/刊
1990年/発行 148ページ

薬用、食用として広く生活に取り入れられているハーブやスパイス。日常的に使う機会も多いそれらの歴史や逸話を知っていますか?
本書は、ウィリアム・ウッドヴィル著『薬用植物誌』に収録されている銅板手彩色図の中から、身近なハーブ、スパイス63種ほどが選ばれ、それぞれ詳しく解説された本です。普段から見慣れているハーブやスパイスの起源は何か、日本と海外での用法の違いなど、短いながらも分かりやすくまとめられています。それ以外にも、その植物自体の形状や成分、利用と栽培についての解説もあり、一度にいろいろな知識を得られまる。本書によれば、ハーブとは何か? とは科学的に厳密には答えられないそうです。ただ、古来より人は健康維持や病気の治療、または調味料にして使用してきました。この機会に、本書でハーブやスパイスの知識を深めてみてはいかがでしょうか。(蔵書番号:0001813)

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