プリザーブドフラワーデザイン エターナルリース
リビエール/編  誠文堂新光社/刊
2008年/発行 112ページ

 NFDでも講習会を開催しているように、ここ最近では当たり前のように目にするようになったプリザーブドフラワー。生花と違い、美しい花の姿を長い間保っていられるため、贈り物としても喜ばれています。
 さて、本書ではそんなプリザーブドフラワーを使ったさまざまなリースが掲載されていますが、本を開いたらまず目次を開いてみてください。アテナのリース、光の祭典、眠れる森の美女、青い薔薇など、可愛らしいあるいは神秘的なタイトルが並べられています。そして一つひとつのリースには“ストーリー”が存在します。それらは歴史であったり、宗教であったり、文化であったり。なかには知っているストーリーもあるかもしれません。
 ところで、リースと言うとクリスマスに飾るイメージがありますが、本書ではそれに限っていません。季節ごとに区切られてはいませんが、春や夏でも飾れるリースも載っています。もちろん写真だけではなく技法や型紙も掲載されているので、書かれたストーリーを楽しみつつ、作ってみてはいかがでしょうか。(蔵書番号:0002059)

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