朝晩気温が下がり秋の気配が漂う季節になりました。
今回は装飾的効果と花留めとしての機能の2つの役割を持たせながら
木の葉がモチーフの網目状の素材を使います。
アーティフィシャルフラワーやドライフラワー、今だけ楽しめる秋の生花など
さまざまな素材の組み合わせで 秋を感じるホリゾンタルのアレンジメントを制作します。
それぞれの素材の組み合わせから生まれてくる思いがけない相乗効果を楽しみましょう。
<花材・資材>
[生 花]
トルコキギョウ、チョコレートコスモス、ワレモコウ、ムラサキシキブ、ニチニチソウ(黒)ほか
[異素材]
アーティフィシャルフラワー -:オオタニワタリ、実もの、葉ものなど
ドライフラワー:ストレリチア、ベニスモモ
リボン:杉ゴロモ
1.アーティフィシャルフラワーでできた オオタニワタリを土台にして
ホリゾンタルを意識して横に平らなイメージでアーティフィシャルフラワーの実ものや葉ものを取り付けます。
2.作品にダイナミックさをつけるために、ドライになったストレリチアを取り付けます。
ドライのストレリチアは生花の時とは違う趣のある表情をみせてくれます。
3.器に水を入れて オオタニワタリの網目を花留めとして2で制作した土台に花をさりげなくあしらいます。(吸水フォームは使いません)
秋冬のトレンドカラー「黒」を意識しながら 深みのある色合いの素材を選びました。
仕上げに自然素材でできた杉ゴロモのリボンをアクセントにあしらって完成です。
作品のベースとなる ホリゾンタルの土台は繰り返し使えます。
季節に合わせて花の組み合わせを変化させたり、オーナメントなどをプラスすれば
ハロウィンやクリスマス、お正月などさまざまなバリエーションで楽しむことができます。
REPORTER
竹村 結花 TAKEMURA Yuika
NFD名誉本部講師 愛媛県支部
花ファッションデザインチーム