テーマである「ネオノスタルジー~懐かしさからの創造~」から昔あったけど最近見かけないよね・・・という花のスタイルを選んでみました。
ネオノスタルジーなヒントを探しにふらりと立ち寄ったアンティークショップで出会った飾り物
ハスカップの実のような形の陶器には強力な磁石が埋め込まれていて
枝のような土台に、つけたり外したりできます
どういう目的で作られたのか、だれがデザインしたのか想像から創造へ・・・
卵の殻のような丸い器に吸水フォームを入れて花を詰めてみます。
お花やエアプランツ、多肉植物など、いろいろなものを入れる楽しみがあります。
組み合わせをあれこれ考えるのも楽しいですね。
今回はこの形から連想したのは、「スプレイシェイプ」という花束を横にしたようにアレンジメントを作るデザインでした。
スプレイシェイプとは花と茎を分離し、メカニカルフォーカルポイントにおいて連続しているように構成するアレンジメントです。
今風になるように花、茎ともに植物の自然な動きを取り入れて構成しました。
今回は雑貨からのインスピレーションで制作してみました。
雑貨、ファッション、インテリア、工業製品・・・
昭和という時代は技術が発達段階であった分、遊び心のあるデザインが多かったのではないでしょうか。
平成という時代のモノは機能性、安全性を追求したシンプル、スタイリッシュなモノが多く生み出されました。
令和はどんな時代になっていくのでしょうか。
あなたにとって令和という時代が花開きますように・・・
REPORTER
柿本 亜矢 Aya KAKIMOTO
NFD名誉本部講師 岐阜県支部
花ファッションデザインチーム