木々の紅葉を少しずつ感じる季節となりました。
落葉樹の葉の変化や落ち葉に目がいく中、
先日お客様の少し弱っていたドラセナを預かり、植え替えをさせていただく機会がありました。
その際に本来ならば枯れて捨ててしまう部分の枝がとても面白く、
これは再活用してみたい…そんな思いから出来上がりました。
＜使用花材＞
アンスリウム、クレマチス、アマランサス、多肉植物、ヒューケラ（3種類）、
リュウノヒゲ、ツルニチニチソウ、ワイヤープランツ、エノコロソウ、ドラセナなど
＜使用資材＞
麻ひも、試験管、板（土台用）
＜作り方＞
1. 枯れ枝（今回はドラセナ）の形の良い所を選んで高さ調整をし、土台に釘で固定します。
今回は2本使用しましたので、補強も兼ねて半分くらいの所で麻ひもで縛りました。
2. 土台部分が出来上がったら、花を飾りたい所に試験管が入るくらいの穴をドリルで開けます。
今回は試験管を使用しましたが、ビーズなどの入っている器だったり、ランホルダーをしても良いですね。
3. 試験管を上手くセットできたら、花を入れていきます。
アマランサスのような少し大きく垂れるものは上の方から入れてみます。
多肉植物は麻ひもとの間に挿すように。
また、今回は葉を楽しんでいただきたかったので、
花もあえて色を入れずにグリーンでまとめてみました。
花が終わったら、道端に咲いているようなものを入れてもいいですし、
春にはタンポポなどを入れて、どこからか種が飛んできて咲いたかのような演出も出来るので毎回面白いアレンジが楽しめそうです。
Flower Designer
上坂妙子 KOZAKA Taeko
NFD講師 滋賀県支部
花ファッションデザインチーム
