SDGsが注目される中、「植物素材のみでデザインし、環境に配慮したデザイン」をみつける。
「植物に戻り、植物を見直し、植物による植物のデザイン。」
色やカタチ、葉っぱや茎、植物の成り立ち、素材感などなど…。
植物一本一本丁寧に、剪定し、美しいラインを見つけたり、創り出したり。それをどう生かしていくのか。
花と向き合うフラワーデザインです。
<使用資材>
ブプレウルム 、キイチゴ 、カスミソウ 、ニューサイラン、フロックス 、ユキヤナギ 、グロリオサ
<作り方>
1. 器の中に、枝物(竹)を数本仕込み、花留めとする。
2. 植物と向き合い、新しい個性を引き出し、植物の葉や茎など、最大限に生かす。
3. 隣合う植物を考慮しながら、空間を作りながら生けていくことで、
人工的に魅せたい部分が強調される。
花冠部分だけでなく、葉や茎、どう生かすのか。それを生かしていく道程が、デザインになっていく。
植物と一輪一輪向き合う、そんな時間こそ 花を楽しむ豊かな時間になるのでは?
Flower Designer
金澤 忍 KANAZAWA Shinobu
NFD本部講師 長野県支部
花ファッションデザインチーム