日に日に暑い日が増え、夏本番がそこまで近づいてきました。
草木は生い茂り、花を咲かせ、実をつけ、そして中には加工され、生活の中で使われる。
いつかは朽ちて再び土にかえることでしょう。
そんな植物の「循環」をテーマに、フレッシュグリーン×水×竹 を組み合わせ、涼を感じるデザインに仕上げました。
<使用資材>
ヒマワリ、ドウダンツツジ、スプレーカーネーション、スプレーバラ、クレマチス、ブプレウルム、ハゴロモジャスミン、ブルーベリー
<使用資材>
ガラスの花瓶、竹材(ホームセンターなどで売られています)、巻き簾(すし巻き)、フラワーデザイン用接着剤、#26地巻ワイヤ(白)
<作り方>
1. 巻き簾(すし巻き)の糸に沿ってフラワーデザイン用接着剤をつけ、両側に飛び出すようにワイヤを貼る。
糸がほどけてこないようにたっぷり目につけてください。
2. 糸を中心にするように切り分ける。
3. 箸などに巻き付けるようにしてらせんをかたち作る。
4. 水を入れた花瓶のふちに、ほぼ等間隔になるイメージで竹材をセロハンテープで固定する。
5. 切り分けた巻き簾を花瓶にリース状に巻き付ける。
巻き簾の左右にでているワイヤを竹材に巻き付けて留め、
終わった部分に次の巻き簾のワイヤをつけ…を繰り返し徐々にふくらみをもたせていく。
6. ドウダンツツジやハゴロモジャスミンを流れるように配置し、竹材にからませて固定する。
7. リース状に巻き付けた巻き簾を花留めにし、リズム感を出しながら残りの花を配置する。
つる性のもので動きをもたせ、全体をつなげて完成です。
手ごろな花瓶がなければ、1.5~2リットルのペットボトルを切って作ることもできます。
その際は切り口でけがをしないようにお気を付けください。
Flower Designer
舛田 美由紀 MASUDA Miyuki
NFD本部講師 神奈川県支部
花ファッションデザインチーム