~食卓を彩る~
コロナの影響により、新しいライフスタイルで、家で過ごすことも多くなった昨今、
食べられる花(エディブルフラワー / 食用花)からのイメージで、花をゼリーで固めたデザートのような作品を作ってみました。
デザートとフラワーデザインのコラボレーション。
食卓を彩り、新しい食空間を提案します。
<花材>
デルフィニウム
ベルテッセン
ヤマゴボウ
アジサイ
ドウダンツツジ
スマイラックス
ルドベキア(ポット苗)
トレニア(ポット苗)
<資材>
丸深皿(白)
カクテルグラス
丸平皿(ガラス)
サラダ皿(ガラス)
アガー または ゼラチン
ラウンドケーキ型
鍋
竹ひご
アクリル絵の具 (青)
<作り方>
(下準備)
デルフィニウムの花の部分をケーキ型の中に入れ、アガー(またはゼラチン)を鍋で煮溶かしたものをそそぎ、冷蔵庫で冷やし固める。
1. カクテルグラスの上に丸深皿(白)を置き、その上に高さを出すためにサラダ皿(ガラス)を置く。
2. サラダ皿の上にガラスの丸平皿を置く。丸深皿と丸平皿の隙間が2㎝くらい空いたほうが良い。
隙間に花の茎を入れ込むように挿していく。
3. 丸深皿と丸平皿の隙間にドウダンツツジの枝を入れる。
ドウダンツツジの枝は、折りだめできるので折って横の枝と編み込むかワイヤーで少しくくる。
三角形になるように折りだめし、先の方だけ葉を残す。
4. 冷蔵庫で冷やしておいたゼリーを丸平皿の上にのせる。ゼリーの周りに葉を掃除したスマイラックスで1周させ、デルフィニウムを2,3個散りばめる。
5. 花をグルーピングしながら挿し、外枠が三角形になるように挿していく。
6. 竹ひごにアクリル絵の具(ブルー)を塗り、花を挿したところの輪郭をより明確にする。
上から見ると長方形の輪郭になりますが、枝ものと花の2つの三角形で構成されています。
今回は、お皿の上にお花のゼリーをのせましたがフルーツやアラカルトなどいろいろな組み合わせができます。
7月は夏休みに入るので、お子さんと一緒に冷たいデザートを作るのに合わせて、食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
夏のお家時間をフラワーデザインで楽しんでください。
Flower Designer
平野 博美 HIRANO Hiromi
NFD名誉本部講師 兵庫県支部
花ファッションデザインチーム