栃木県教育会館(宇都宮市)にて、令和6年栃木県支部報告会及び付帯事業を開催しました。報告会では、令和5年度の事業報告・収支決算報告、令和6年度の事業計画・収支計画の報告がされ、本部出向役員の木村美智子理事より詳しい本部施策説明があり、また、会員からの質問に対して丁寧な回答・説明がありました。付帯事業では、山﨑亮NFD講師を迎え、「植物の部分的強調」をテーマとしたデモンストレーションを開催しました。花びらを除き丸い芯だけにするなど花を4パターンに形態変化させたガーベラの花束や、レースフラワーの花をカットし松に、また、花をカットしたカーネーションの茎を竹に見立てた和風アレンジメントなど、素材の特徴を強調し、形態を変化させ制作した10作品が披露されました。斬新な発想や、次々に変化していく素材から生み出される作品に目を奪われながら、充実した時間を過ごすことができました。
記/中山裕子
とちぎ花センター(栃木市)にて、「~届け! 花と苺で贈るありがとうの気持ち 栃木県誕生150年に思いを寄せて~」をテーマに開催された、花と苺のフェスティバルの飾花を制作しました。本年度は、事業スタッフとして多数の会員の参加により、「とちぎの輪を未来につなげよう」と「土・芽吹・花咲く」と題した2つの作品を制作。菊、カーネーション、トルコギキョウ等の栃木県産の花をはじめ多くの花材を使用し、“栃木県誕生150年”のお祝いをイメージする展示作品を制作することが出来ました。鑑賞に訪れた多くの来場者が展示スポットで足を止め、写真に納めたり作品をのぞき込んだりと、少し早い春の到来を楽しんでいるようでした。
記/中山裕子
栃木県教育会館 中会議室(宇都宮市)にて、遠藤幹枝名誉本部講師を迎え、「クリスマスアレンジメント “異素材と一緒に・・・置かれたように仕上げるスティルレーベン”」をテーマとした講習会を開催しました。異素材のオーナメントをあしらいながら制作された2点の参考作品の紹介後、グレーのいぶし鉄スクエア型の花器にゴージャスなリボンを貼った四角形の枠を重ね、その中にブルーアイス、ヒムロ杉、丸葉ユーカリ、野バラ、バラなどの自然素材と異素材のオーナメントを使用した作品を制作しました。完成後、参加者一人ひとり、講師より講評がありました。一足早くクリスマスを満喫できた、有意義な講習会となりました。
記/中山裕子
栃木県教育会館(宇都宮市)にて、令和5年栃木県支部総会及び付帯事業を開催しました。支部総会では、令和4年度の事業報告、収支決算報告、令和5年度の事業計画、収支計画の報告と審議事項の承認がされました。付帯事業では、髙智美乃本部講師を迎え、「“息吹”~自然からの贈り物~」をテーマとしたデモンストレーションを開催しました。水色のフラワーペーパーを貼った器に晒し、三又(白)を挿しクレマチス等をあしらった作品、真っ直ぐな茎をいかしたパラレルシュトラウス、小花で泡をイメージし滝を表現した花束等、制作する時の工夫点やドイツでのエピソード等の話を交えながら7作品が披露され、ダイナミックさと緻密さの融合に魅了された充実した時間となりました。
記/大塚元美
栃木県教育会館中会議室(宇都宮市)にて、越水清江名誉本部講師を迎え、「冬を楽しむ」をテーマとした講習会を開催しました。白樺のバーチマットをガラスのコップに巻いたベースに、スプレーウィット、ブルーアイス、ハイブリットチース、シルバーブルニアをあしらい、静止と動きを考えたアレンジメントを制作。タッセルや木製オーナメントを飾ることで、クリスマスの雰囲気をより一層感じられる作品となりました。また、参考作品として、コップに巻くシートを和紙に変えたお正月のアレンジメントが紹介され、資材や花材を変えることで様々なシーンに応用できることを学びました。冬を楽しむアレンジメントから、四季折々、様々な生活場面での応用についてイメージが膨らむ講習会となりました。
記/金子敬子
栃木県教育会館小ホール(宇都宮市)にて、令和4年栃木県支部臨時総会を開催しました。臨時支部総会では、令和3年度の事業報告、収支決算報告、令和4年度の事業計画、収支計画の報告と、審議事項の承認がされました。付帯事業では、畑吏江名誉本部講師を迎え、 「時は巡り、花は輝く ~心の花がたり」をテーマとしたデモンストレーションを行いました。講師がお住まいの京都からインスピレーションを受けたアレンジメント、ブーケ、花束など9作品が披露されました。間の取り方、包むといった日本の文化を活かし、環境を意識した素材、今年のファッショントレンドのブルーの花を取り入れたアレンジなど次々と出来上がる作品に魅了され、講師が語った「和の感性」を感じ取る事ができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。
記/大塚元美
栃木県教育会館大会議室(宇都宮市)にて、ガブリエレ久保講師を迎え、クリスマス講習会を開催しました。「色合わせ」をテーマにした講習会では、2点のデモ作品の紹介を通して、トーンの考え方やクリスマスカラーは文化・宗教等により色の持つ意味が変わることなどのレクチャーがありました。その後、クランツをベースに、ヒムロスギやカンガルーポー、バラなどを使ったクリスマスの花束を制作。講師によるクリスマスの話や作品に使用する蜜蝋キャンドル、クリップ型燭台などの小物からは、ドイツの文化を感じることができました。およそ2年振りの支部事業でしたが、会員同士が久々の再会を喜び合い、少し早いクリスマスの雰囲気に心弾む講習会となりました。
記/金子敬子
宇都宮市まちづくりセンター「まちぴあ」にて、カルトナージュ講師の庄司由佳氏を迎え、クリスマスをテーマとしたクリスマス講習会を開催し、フラワーデザイナーの必需品であるワイヤーケースを制作しました。参加者は、初めて体験するカルトナージュに苦戦していましたが、講師から材料や制作過程に関する丁寧なレクチャーのおかげで、魅力的な作品を制作することができ、充実した時間となりました。その他にも、講師のアイデアあふれる作品が披露され、ますますカルトナージュの世界が広がりました。完成したワイヤーケースは美しく、使うたびに華やかな気持ちになれそうです。
記/後藤史子
コピスガーデン那須店にてボタニカルワックス講習会を開催しました。バスで那須高原に向かう途中で立ち寄ったガーデンショップリーフハウスでは、庭に茂る初夏の植物を堪能しました。現地での講習会は、色合いや立体感などに配慮しながら、ドライの千日紅、バラ、ニゲラなどの花材をシリコンの型に配置し、溶かしたワックスを流し入れてプレート状のボタニカルワックスを制作。個性豊かな作品が出来上がりました。その後は、四季の花が咲く園内を散策。あいにくの天候でしたが、雨露に濡れていきいきと咲く紫陽花やバラ、アガパンサス、グリーン類からは季節の移ろいが感じられ、心癒される充実したひとときとなりました。
記/金子敬子
栃木県教育会館(宇都宮市)小ホール にて、平成30年度栃木県支部総会及び付帯事業を開催しました。総会では、予算・決算の報告と審議事項の承認がされ、本部出向役員の米川慶子常任理事より本部施策説明がありました。
付帯事業では杉本一洋NFD講師を迎え、「Favorite designs “今、自分自身が一番気に入っているデザインをお見せします”」をテーマにしたデモンストレーションを行いました。ウエディングブーケやアレンジメントなど7点の作品が披露され、使用している花材や資材、作品のポイントについてひとつひとつ丁寧な説明があり、参加者は次々と出来上がっていく作品の世界に引き込まれていきました。少ない花材でボリューム感を出す工夫やアシストを作る際にひと手間を加えることなどの制作上の考え方・テクニックに加え、ワールドカップ出場経験の話が聞けて、たいへん有意義な時間となりました。
記/金子敬子
栃木県教育会館(宇都宮市)大会議室にて、能村敏幸名誉本部講師を迎え「Arrangement de Noël de la dentelle d’or(金レースのクリスマスアレンジメント)」をテーマにクリスマス講習会を開催し、クリスマスを意識した繊細なオーナメントを散りばめた輝くブーケを制作しました。リーフのワイヤリングや緻密な土台作りなど基礎的な技術も改めて確認することができ、技術の研鑚を積む考える機会にもなりました。
記/黒川紀子
宇都宮まちづくりセンター「まちぴあ」にて、福田廣子氏を講師に迎え「知れば知るほど好きになる多肉植物の魅力!」をテーマに、多肉植物寄せ植え講習会を開催しました。四季に応じた多肉植物の管理の仕方や、簡単な増やし方などを学んだ後、講師のアドバイスを受けながら、数十種類から選んだ多肉植物と器で、各自オリジナルの作品を制作しました。参加者からは「今回の講習を受け、育て方がわかった!」「寄せ植えを体験し、多肉植物の可愛さのとりこになった!」と感想が寄せられ、まさに多肉植物に魅せられた1日となりました。
記/黒川紀子
栃木県教育会館(宇都宮市)小ホールにて、平成29年度栃木県支部総会及び付帯事業を開催しました。
支部総会では本部施策説明のDVD視聴後、本部出向役員の佐野純子常任理事から詳しい説明がありました。
続いての付帯事業は、井上郁子名誉本部講師を迎え「デコラティーフ~イマジネーションから~」をテーマにデモンストレーションを行い、8作品が披露されました。デコラティーフな作品であっても、自然や植物の成長する姿や個性をよく理解し、出発点と方向性を整理しながら、どこまでデコラティーフを表現するかを学ぶことができました。また、器の選び方や作り方、珍しい花材の説明もあり、参加者は興味深く聞き入り活発に質問も交わすなど、有意義な時間となりました。
記/黒川紀子