兵庫県立淡路景観園芸学校(淡路市)にて、兵庫県立大学大学院教授の豊田正博氏による「園芸療法基礎講座 緑を用いたストレス・ケア」をテーマとした講習会を開催しました。「人は、生まれつき(=本能的・遺伝的に)自然、動物、植物との結びつきを好む」というバイオフィリア仮説に基づき、植物・園芸・創作活動は、人間の脳、身体に深く関係していると伺いました。その後、学校のエントランスに出て、風、木々、鳥の鳴き声などを五感に意識を向け、自然を感じる体験をしました。終了後はバスで移動し、大塚国際美術館(鳴門市)で絵画鑑賞をしました。5年前から企画していた支部事業が実現でき、参加者からは充実した楽しい一日だったと喜びの声をいただきました。
記/畑千代美