青空がまぶしく空気澄みわたる日、平野博美名誉本部講師を迎え「お正月アレンジメント講習会」を開催しました。「和」を感じさせるキャンバスを作品の軸にしながら、「素材を分解・再構築する」という考えのもと、荒神松の枝や松葉・実南天などの花材を普段とは違った使い方であしらいモダンな作品に仕上げました。花の美しさを際立たせるために作るキャンバスベースは、様々な手作業工程があり時間がかかりましたが、受講者は講師の説明を熱心に聞きながら丁寧に手掛け、皆それぞれ美しく完成させることができました。作品の仕上げにオンシジュウムやグロリオサを入れると会場は一気に華やぎ、参加者の充実感と満足感に包まれました。コロナ禍の空気から解放され、同じデザインの作品を一同揃って制作する楽しさはとても格別で大きな喜びを感じました。
記/竹村結花

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