7月1日(土)は名古屋国際会議場(名古屋市)、2日(日)は午前に刈谷市産業振興センター(刈谷市)、午後にアイプラザ豊橋(豊橋市)にて、田邉和則講師を迎え、「夏を束ねる」をテーマとした講習会を開催しました。花束を制作するにあたり、まず土台作りから始まります。ミスカンサスを丁寧に布を織るように組んでいきます。ワイヤーで作成したクランツに組み合わせ、固定しながら更にフトイを指定の位置に固定します。立体的に計算され、アシンメトリーな流れを感じさせるなんとも美しく複雑な土台が出来上がりました。そこに土台のデザインを活かしながら夏らしい爽やかな花材で思い思いの花束を組みました。大変手の込んだ作品で参加者は刺激の多い時間を過ごすことができました。
記/滝川友紀