東北最大級の総合植物展「花と緑のココロ博」が3年ぶりに夢メッセ宮城(仙台市)で開催されました。宮城県支部では、これまでも大型作品の展示やワークショップを行っており、今回は「新しい世界へとつながる扉」をテーマに作品を展示しました。多品種の草木をピックなどを使用し、垂直、曲線、交差など、さまざまな技法と色彩で、コロナ禍から一歩ふみだした私たちの世界の希望を作品に投影しました。たくさんの来場者が足を止め、花を覗いたり、カメラを向けたり、一緒に写ったりと花の扉の世界に魅了されていました。ワークショップでは、宮城県が促進している、環境に優しい素材を使用した花器を使用し、ガーベラやバラ、アルストロメリア等、身近で手に入りやすい花材を中心に行いました。参加者は、花に触れ、アレンジメントを楽しんでいました。
記/成田誠子