東京エレクトロンホール宮城(仙台市)にて、畑吏江名誉本部講師を迎え、3年ぶりとなる講習会を開催しました。最初に参考作品として、アーティフィシャルの桜を交え、春らしいピンク色の花々とアクセントに桜の枝とタッセルを付けた和のウエディングブーケが紹介されました。また、立てた障子紙を反物に見立て、雅びなリボンを貼り、蘭や桜、バイモユリなどで着物の柄に魅せるアレンジメントなど、全部で3作品が披露されました。続く実習では、ひな祭りをテーマに、器の縁に重ね貼りした和柄のリボンで十二単衣の襟元を演出。凛と真っすぐに挿したオクラレウカ、お雛様の女性らしさは真っ赤なラナンキュラス、紳士な紫のモカラはお内裏様と、素敵なひな祭りアレンジメントが完成しました。京都出身ならではの和の優雅さ華やかさ、奥ゆかしさが詰まった作品と、講師の明るく気さくな人柄に参加者は魅了され、花の魅力を再確認した、楽しく有意義な時間となりました。
記/大友智恵子

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