寒さの中にも春の足音が聞こえてくるような季節となりました。
花ファッショントレンド2021のサブテーマである “SUPERNATURE 超自然” をテーマに
春夏カラーの「白」を生かした花束をご紹介いたします。
木の幹から水平に伸びたマグノリアの枝にあたかも鳥が巣を作るようなイメージで
色々な枝や生花そしてアーティフィシャル素材を用いて絡め積み重ね束ねた花束です。
<花材>
アジサイ
ラナンキュラス
アリウムコワニー
<資材>
木の幹
ストレリチアの葉(ドライ)
枯れ枝
白く着色された枝
白色の羽根
麻ひも
ステン曲げ板、長ネジ、六角ナット
〈アーティフィシャルフラワー〉
マグノリア
ビバーナム
マーガレット
スカビオサ
<作り方>
木の幹にドリルを使用しステン曲げ板を取り付けます。
そこへ花束のステムを作るために、長ねじを六角ナットを使い固定します。
木の幹、マグノリア、枯れ枝を地巻きワイヤーを使用し骨組みを作ります。
その後は、アジサイ、ラナンキュラス、アリウムコワニーを空間をいかしながら、
あたかも鳥が巣を作るかのように絡みあうようにします。ステムはスパイラルになるように組んでください。
麻ひもでステムをしっかりと締めます。
その時にラナンキュラスとアリウムコワニーは茎が柔らかいので気を付けてください。
茎はしっかりと斜めに切り、花瓶にいれます。
最後に白い枝と白い鳥の羽根を花と花の間に落ちないよう茶色の地巻きワイヤーを使って固定し完成です。
REPORTER
髙智美乃 KOCHI Mino
NFD本部講師 愛媛県支部
花ファッションデザインチーム