花で作ったティアラや髪飾り、そしてブーケはその時代ごとに姿を変えながら、現在でも花嫁を華やかに飾るものとして欠かせない存在となっています。それらは150年という長い歴史の中で、どのような変遷を遂げてきたのでしょうか。
本書では、150年にわたる流れを、90年代以降のブラウトシュトラウスに重点を置き、当時の写真やそれらを再現したもので、形の構成やデザイン画も含めて紹介されています。
本書を手がけたのは、NFDで招聘したこともあるヴァリー・クレット氏とペーター・アスマン氏。広い視野に立ったファッショナブルな作品が数多く掲載されたこの一冊で、花飾りの歴史を辿ってみてはいかがでしょうか。(蔵書番号:0000503)